Whoops! Lasik!~レーシック手術の落とし穴

レーシック手術を受けた経験から、レーシック手術の落とし穴を語ります。レーシック手術を考えている人は参考にしてください。

その保証、ちゃんと保証してくれますか?~レーシック保証

 どうもまにぱにです。最近調べれば調べるほど、お医者さん不審になっている。ツイッターで医師のアカウント見ていると、一部のお医者さんの倫理観は死んでいると感じる今日この頃。好きに発言できるからなのでしょうかね。まぁさておき、今日はレーシック手術にまつわる保証のお話をします。

 

 レーシック手術は失敗もあるって聞くし、ちょっと心配…だからきちんと保証のあるクリニックを選びましょう!

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これ、嘘ですから!きちんと保証してくれるところなんてありませんから!

 どういうことかといいますとね、たいていのクリニックは○○年保証!とか宣伝して顧客を誘引しているわけですよ。保証内容は、○○年以内に一回の再手術を無料で行えるとかが多いと思います。中には、診察も無料!とかで釣っている場合もあります。

 ですがね、今までの私のブログをご覧の方ならわかると思いますが、レーシック手術による後遺症は回復不能なものがあります。その場合は、いくら保証があろうが治せないものは治せません。

 

 これをわからずに保証があるから大丈夫だと思う人も多いのではないでしょうか。現に保証を謳っているクリニックでも、その保証の詳細については書かれていないことが多いです。

 また、どこぞの美容系クリニックにおいては、かなり長期間の保証(再手術と診察について無料であるという)を謳っているにもかかわらず、実際に問題が生じると保証してくれないことがあります。どういうことか。

 

①再手術編~

 過矯正があっても大丈夫!再手術できます!ハログレアが生じても大丈夫!見え方も再手術で改善されます!と安易に説明している。その結果、実際に過矯正や、永続するハログレアに見舞われた人は、再手術を検討します。だって、保証もあるのだから。でも、実際にクリニックに行くと、再手術は初期手術よりもリスクが増えるから手術はしないほうがいい。といわれるんですよ。これね、治せないってわかってて言ってるんですよ、彼らは。以前にも書きましたが、過矯正といっても単純ではありません。眼位との関係、手術前にどのような矯正具合で生活していたか、どのようなライフスタイルか、これを考慮して合う度数を決めないといけません。単純にまた+-0(正視)を狙って再手術すれば治るものではありません。しかも、再手術にも戻りが生じる可能性があり、また遠視が強まる可能性もある。結局、そもそも再手術では治せないものを治せると説明し、初期の手術をさせているの。その結果、問題が起きても再手術できない。望みの綱を断ち切る感じですね。

 

②診察編~

 手術後の健診は○○年保証があります!その期間は診察無料です!と説明している。しかし、彼らの中では、ハログレア、ドライアイは半年から一年すれば治ると説明している以上、治っているとされるんです。その結果、永続するハログレアやドライアイに悩まされる人が診察に行くとどうなるか

クリニック「もう、手術後のハログレアやドライアイは収まっているはずなので、もともとそういう見え方だったのか、ドライアイもあったのでしょう。保証外なので診察は実費ですね。」

患者「え!でも、こういう不具合があるからこういう検査をしてほしいんです!助けてください!」

クリニック「そういわれましても保証外ですから。普通はそんな検査うちではしませんし、したこともないですよ。それでもしろって言うならしますけど、実費で○○○○円かかりますよ。」

 自分で書いていてクッソ腹が立ってきましたね。もうね、ぶん殴っていいと思いますよ(冗談)。ちなみにこれは、大手美容系クリニックでの実話です。ドライアイに対してはヒアレインしか出してくれません。ジクアス?ムコスタ?うちでは出せません。涙点プラグ?眼軟膏?うちでは出せません。こういった対応ですよ。これで保証って言っているんですよ。結局、必要な治療がわかっていながらコストがかかるからわかっていてこういうことしているんですよ、彼らは。保証といっておきながらも一年経ったらもともと持っていたドライアイと決めつけられ、そのヒアレインさえ実費になります。あ~ぶん殴ってやりてぇ~

 

 以上が、レーシッククリニックの保証の実態です。これを踏まえて、大手美容系レーシッククリニックが謳う保証の内容をまとめてみます。

 手術後生じたドライアイのうち、かなり軽度でヒアレイン点眼による治療を半年から一年間続ければ治るドライアイのみ無料保証します。こうですよね。結局、ごく軽度のドライアイで治る見込みのある人くらいしか保証の意味なんてないんですよ。そのドライアイですら、お医者様によっては一度なれば治らないという人もいるくらいですから。

 

 だからあえて発言します→レーシック手術に保証なんて必要ありません。なぜなら不具合が生じらほとんどのケースで治せないからです。レーシック手術には治せない後遺症がある。これがレーシック手術の持つ危険性です。保証っていうのは、損害が生じた際にそれを物理的や金銭的に填補してもらう物です。レーシック手術には填補できない損害が生じる危険性があるんです。だから、保証なんてあっても無駄で、ただ顧客を釣るためのでまかせでしかありません。これからレーシック手術や他の屈折矯正手術を受けようと考える方はそこのところしっかりと理解していただきたいです。どうせ、保証してくれるなら、不具合が生じたらそれによって生じた労働能力の低下に基づく損害賠償をします。のほうがいいですよ。だって、後遺症を負えば一生のうちにそれだけの損害が生じますからね。まだ、問題が起きれば手術代の返金をします!っていう方がよっぽどましです。

 だって、彼らは手術費をせしめて自分で適当に説明し、手術し後遺症を負わせた挙句、追加費用で治りもしない診察をするわけですからね。お金をむしり取ることしかしませんよ。本当に。

 

 別にレーシック手術自体がなくなれとは思いません。だって、なくなったらなくなったで後遺症の治療に関して研究も進まなそうですからね。でも、後遺症患者が集中していそうな悪徳な美容系クリニックは潰れて、罰則を受けてほしい。自分たちが輩出した後遺症患者に補償してほしい。レーシックでも美容整形でも問題が起きているって普通に考えて体質的におかしいってことでしょ?訴訟を提起している患者がみんなモンスターペイシェントと考えるよりもクリニックに問題があると考えるほうがよっぽど合理的であるってくらい問題が起きてるんですよ。なんでつぶれないの?そこに自由診療の闇があるんです。

 どうか、皆さんは手術を受けるときはご慎重に。そうでないと大変なことになる可能性があります。大丈夫です、こんな手術を受けなくてもあなたは素敵です。

 

本日も最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。