Whoops! Lasik!~レーシック手術の落とし穴

レーシック手術を受けた経験から、レーシック手術の落とし穴を語ります。レーシック手術を考えている人は参考にしてください。

目の充血って気になるよね~グロ注意

 どうもマニパニです。皆さん花粉症に悩まされていませんか?アレジオンとかアルガードとか花粉関連グッズのCMも頻繁に流れるようになってきましたね。商品のほとんどが対策品という……。根絶治療的なのは舌下免疫治療がありますが、効果も人によってバラバラだし、何より治療が長期間に及ぶため大変。こうぱっと解決する薬とかでないですかね(もちろん副作用には慎重に)。でも、花粉関連商品ってめちゃくちゃ市場規模が大きいんです。あえて市場維持のために根絶治療がおくれるとかあるんですかね!?勘ぐってしまいます。まぁそんなことはなく技術が追い付いていないだけと思いますが。あ、そういえば、ナナボックスさんのブログにありましたが、アレルギー点眼薬の治験があるみたいですね。新たな「対策品」が登場するかもですね。

nanabox.hatenablog.com

 そうそう。レーシック手術してからというもの、よく充血するし浮腫ができるんですよね。人と会っても「目が赤いよ」といわれることが多くなってナーバスです。特に浮腫については、レーシック後に初めて経験したので最初は動揺しましたが大した症状じゃないことがほとんどだそうです(要確認)。充血ってとっても波があるから家にいたりするときに限ってひどかったり、医者に行くときに限ってなくなったりするんですよね。それに、充血があったとしても眼科医の方ってあまり気にしないことが多いです。もちろん充血の程度や種類にもよりますが。充血には①結膜充血と➁毛様充血があります。

 ①結膜充血とは目尻、目頭から角膜に向かっての充血で、これはさほど重大ではありません。私もモロこのタイプようです。ただ、②毛様充血、角膜の周りだけ強い充血が生じる場合には、角膜炎のおそれもあることから、深刻な場合もあるのでご注意を。

 たぶん私の充血が軽く流されているのは、流行り目でもなく、毛様充血でもないからなんでしょうね。グーグルで写真検索するとめちゃくちゃひどい、もはやグロいほどの充血画像が出てくるのでそれよりはよっぽどましなんですがね。参考までに私の充血写真を貼っておきます。

f:id:mani-pani:20170305135428j:plain

 赤で囲っている部分がぷくっと水ぶくれのように膨らんでいる浮腫です(黒目の上にも○がかぶっていますが、黒眼には浮腫はできないので○の左側ですね)。やっぱりこの画像を見ても目尻に充血が集中しています。見やすいように明るさだけ調整しました。あと、目は小さいほうなので充血と判断できる範囲が小さいのでご理解ください。まぁ大したことないんでしょうが、目がゴロゴロするし違和感MAXで気になるんですよね。この浮腫もフルメトロンさして半日もたてば収まっているんですがね。でも、目尻に充血ができやすい症状と、涙の自覚症状が重なる部分があるんです。レーシックしてから涙がねっちょねちょになった気がするんです。本当はムチンが減るから逆にシャバシャバしそうなんですけどね。昔はよく結膜炎になっていたので、黄緑色の粘性のある目ヤニが出ていました。今は結膜炎がなくても、透明の粘性のある目ヤニがごく少量出る感じなんですよね。それが目尻で固まるというか張り付く感じになって瞬きのたびに引っ付くんです。これ、いろいろな眼科で何度見てもらってもアレルギーで片付けられちゃう。アレジオンやフルメトロンで長期間治療しましたが一向に目ヤニの質が変わらないんですよね(フルメトロンの長期使用には副作用があるのできちんと眼科と相談して処方してもらってくださいね)。困ったものだ。身体的につらいのもそうだけど、何より心的につらい。

 あまり気にしないで生活するほかないんですけどねー。もう昼過ぎっちゃったけど、これから少しお出かけでもしましょうかしら。皆さんも花粉対策をしっかりしたうえで外でアクティブにエンジョイしてくださいね!!

 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

レーシックガイドラインの罠~真のレーシック手術適用編~

 前の記事の続編です。レーシックガイドラインがいかにあてにならないか、記事を読んでいただいたみなさんは分かったことかと思います。でも、今日は一転して、ガイドラインのよかった点、そこから見える真のレーシック手術適用について話していきたいと思います。

 

 まず、レーシック手術の副作用というか、仕様上必ず発生するという物がドライアイ。これについては、今までの記事の中でも何度も説明してきました。クリニックによってバラバラな説明(これがそもそもおかしいが)ですが、レーシック手術後のドライアイは、一般的には半年程度で手術前の水準に戻ります。このことから、レーシック手術前にドライアイではなかった人が、レーシック手術後にドライアイを訴えても、「レーシックしてよく物を見るようになったから新しくドライアイになったみたいですね」とか意味の分からんことをほざかれます。本当に半年で元の水準に戻るし、点眼で治療できますというのなら、なぜこんなにもメジャーな後遺症として、ドライアイが永続している人がいるんですかねぇ……やっぱり、一番先に思いつくのは、ドライアイ、しかも永続する人が一番多い後遺症だということです。それは、レンコンさんのサイトでも言ってますね。↓↓

lasikganni.hatenablog.com

 それでね、レーシック手術ガイドラインには以下の通り、ドライアイが慎重を要するものに入っているわけね。

 

 実施に慎重を要するもの
エキシマレーザー手術
緑内障
② 全身性の結合組織疾患
③ ドライアイ
向精神薬(ブチロフェノン系向精神薬など)の服用

⑤ 角膜ヘルペスの既往
⑥ 屈折矯正手術の既往

 

http://www.nichigan.or.jp/member/guideline/lasik.pdf

   

 半年で元に戻るんでしょ?くろねこさんがインタビューされたヤフーニュースの記事に出ていた、みなとみらいクリニックの先生に至っては以下のように言っています。

 一番起きるのはドライアイですね。そうなった時は、ドライアイ用の目薬を使っていただき、それで、だいたい1〜3ヶ月で手術前のレベルになっておられます

 

news.yahoo.co.jp

 あれれーおかしいなー。半年はおろか、1か月から3か月で戻るんでしょ?戻らない人がいたら当然に「戻らない人もいます」って言わなきゃダメなのに言ってないもん。ってことは、ドライアイの人にレーシック手術を慎重に適用する必要ないよね。だって、戻るんだから。3か月で戻るんでしょ?

 レーシックガイドラインがドライアイを慎重に適用すべきといっていること、ドライアイが永続する後遺症として一番数が多いことから見えてくることは何でしょう。レーシックガイドラインを作成した日本眼科学会もドライアイがひどくなったり、永続する可能性があることを知っていたんだよ。この嘘つきみなとみらいの医師みたいなのがいる傍ら。でも、慎重に適用すべきとかいう中途半端な文言で止めっちゃったの。悪徳なクリニックに至っては、コンタクトのほうが目に悪いから、レーシックをすればドライアイが治ると書いているクリニックさえあった。

 結論として、ドライアイの人にはレーシックは向いていない。つまり禁忌にするべきなんですよ。

 また、上の記事でレーシック手術自体には誤差がありますとさらっと言っていますが、それなら、慎重に適用するべきリストに載っている、向精神薬(ブチロフェノン系向精神薬など)の服用者を適用にするなんて論外ですよ。

 向精神薬には目の動き(眼位や瞳孔の開き、輻輳)に影響を与えるものがあり、一度薬を服用したらどれくらいでその効果が出なくなるかなんてわからない。まともな医師なら、データに誤差が出ることがわかるから怖くて手術なんかしないんですよ。これも禁忌ですよ。あとね、緑内障っていうのも慎重リストに入っているけど、これも禁忌でしょ。緑内障って知っています?眼圧が上がるせいで目が見えなくなっていくんですよ。しかも、緑内障は視神経の病気であるため、進行を遅らせることはできても治らないですよ。そして、レーシック手術では、レーザーを当てる際に思いっきり目を圧迫して固定するんです。異常なほど眼圧が上がるんですよ。手術後は、フルメトロンなどの点眼を使う場合もあるので、さらに眼圧の上昇が懸念されます。こんな状レーシックの適用にしている時点でおかしい。これも禁忌ですね。

日本眼科学会:目の病気 緑内障

 

 上述したように、レーシクのガイドラインに挙がっていることは、慎重に適用どころか、まともな医者ならしてはいけないと、とうすうす気づいているけど、レーシック推進派が多数を占めていた当時には禁忌だと言い出せなかったものなんじゃないかな。レーシック業界の当時の動きについては、レンコンさんの以下の記事が詳しいです。

lasikganni.hatenablog.com

 ですから、レーシックガイドラインにある慎重に適用するべき事例をすべて禁忌にするほうがいいの。ガイドラインに書いてある状態にある人には適用しないほうがいいのって気がするんです。

 ガイドラインによれば、瞳孔径の測定はするべきと書いています。なんで測定するのか?瞳孔径が大きいとハログレアが生じやすいからです。それなのに、説明の時点では「あなたの瞳孔径は○○ミリなので、ハログレアの発生、残存が予想されますが手術しますか」とは絶対に聞きません。測定するのに説明しないのなら測定自体しなきゃいいのに。わざわざガイドラインに測定項目として挙げていることは、すべて詳細に患者にデメリットを含め説明するべきなんです。それがなされるべきであるとわかっているからガイドラインになっているんですね。また、3D以内の近視については老視年齢に達したときにデメリットが生じる可能性があることをインフォームドコンセントするべきとしていますが、この場合にはそもそも手術するべきではない。なぜなら、私を含め、私の周りにも強度近視でないにもかかわらず、レーシック手術によって後遺症を負っている人がいるからです。

 

nanabox.hatenablog.com

 ナナボックスさんもその一人です。3Dはおろか2Dの近視もなかったのに手術されているんですよ。そして、案の定後遺症のオンパレードです。ナナボックスさんの詳しい目の状態については、ブログを全部読んであげて知ってあげてください。クリニックのずさんな対応、やり取りを含めてこれは世に知らされるべきものです。

 かくいう私も、近視度合いについては3Dもなかったんです。その分乱視が-2Dほどあったのですがね。近視状態について、「あなたは、そこまで近視が進んでいませんから、このまま眼鏡で過ごされるほうが将来老眼になった時に便利ですよ」この一言がなかった。これさえあれば手術なんてしていません。

 

 すいません、最近負の感情に支配されているのもあって、思ってることを殴りがいたので読みにくい文章になっているかもしれません。とりあえず、言いたいことはレーシック手術が持つ危険性を日本眼科学会は絶対に知っていた、だからガイドラインにそれとなく注意するように書いたんです。しかし、なぜ注意だけにとどめ、すべきでないといえなかったのかは、レンコンさんのブログのいうように、レーシック業界の派閥争い、そして自由診療の規制が全く進んでいなかったからだと思います。このように読み解いたうえで、改めてレーシックガイドラインを見てみると、ここに載っていることに一つでも思い当たることがあればレーシク手術は受けてはいけません。

 また、レーシックガイドライン自体に少なからず欠陥があるわけですから、ガイドラインを守っていれば安全ということは100%ないです。正直クソの役にも立たないです(後遺症を出さない、訴訟の役に立つかという点で)

 

 この記事、自分がいうのもなんですがほとんどのレーシック難民の人は共感してくれると思っています。なぜかというと、ガイドライン守って手術された人にも後遺症患者はいるし、書いていることを守っていても難民になる人をへらせないからです。また、レーシック手術の一番の問題点は「過矯正」だとヤフーニュースの記事でいっていますが、それも違うと思います。このように書くと「当クリニックは万全の検査体制で過矯正を防いでいます」とまたクリニックの宣伝に使われるからです。レーシック手術一番の問題は、「適切なインフォームドコンセントが行われていないこと」「適用でない人を適用にしてしまっていること」

 これにつきます。皆さんも屈折矯正手術、その他特に自由診療の手術を受ける際にはデメリット情報にのみ目を光らせて、うざいぐらいに医師を問い詰めててください。それできちんと情報が得られて、そのデメリットに納得したのなら手術を受けてくださいね♪

 本日は以上です。長くなったし、うまくまとまっていない分でしたが最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。バレンタインデーだと世間が浮ついていましたが、もうすぐ3月でホワイトデーですよ。あっという間ですよね…少しでもまともな生活をして、日々自分の歴史、自信を刻んでいかないといけないと思うマニパニでした。

レーシックガイドラインの罠~都合がいい利用編~

 どうもマニパニです。最近花粉も飛来しているようですね。私は昔から死ぬほど花粉症の症状が辛いのですが、レーシック手術してから目のかゆみの症状が全く出ていないんですよ。これだけを聞くと、レーシックって花粉症にもいいと思いますよね?

 残念でした~レーシックの後遺症で目が痛いせいでかゆみを感じなくなっただけで~す

 としょうもないことをいってすいません。今日はレーシックガイドラインについてお話します。このガイドライン、日本眼科学会(笑)が作成しているものなんですけど、これって作成する意味あったのかな?むしろマイナスの側面もあるのではないかな?という疑問がわいてきたのでそのお話をします。

 

 レーシック手術はもちろん手術ですから「禁忌」というものがあります。絶対にこういう要素を持っている人には手術を「行ってはならない」というものです。それと、禁忌ではないものの、慎重にカウンセリングしたうえで適用にするか決めるべきだという状態もあります。これは、どんな病気の手術にも共通だと思います。そして、レーシック手術は比較的新しい手術だし、自由診療。病院によって対応が様々であるため、日本眼科学会(笑)がレーシック手術ガイドラインなるものを作成したんです。

日本眼科学会:屈折矯正手術のガイドライン

 ガイドラインの内容は上記のリンクや、レンコンさんのサイトが詳しく説明しています。

lasikganni.hatenablog.com

 

 さて、このガイドライン、調べれば調べるほどあまり意味のないものなんです。なぜかって?

 これを守らなくても何の制裁もないんです。だからこれを守っているレーシック眼科なんてほぼないんです

 例えば、近視屈折矯正手術等の施術規制法(仮称です)という「法律」があれば、レーシッククリニックはこれを守って手術する必要があります。手術後、法律がいうレーシック手術適用外の患者に手術を行っていると、違法な行為を行ったものとなります。少なくとも、行政的な罰が与えたり、クリニックの管理が行いやすくなります。しかし、現状ではそんなものはない。眼科医たちが集まって(しかもごく一部の医師)、「自分たちルール」を作ったに過ぎないんです。それに、破った際の制裁なんてものはないし、これが裁判規範になることもないです。ですから、こういうガイドラインがあるのに、これを破って手術した!と裁判で訴えても「だから何?」状態なんです。まぁ、手術当時の医療水準にかなってレーシック手術がなされたかの一つの判断要素くらいにはなるかもしれませんが、ほとんど意味ないんですよね。

 また、レーシック手術は使用するレーザーの機械の性能がクリニックによってバラバラです。ですから、例えばこちらの機械では効率よく角膜を切除できるため強度の近視でも削る角膜が少ないという物もあれば、こちらの機械ではそんなことないため強度近視には対応していないとかあるんです。ですから、一概にここからここまでの近視が手術適用とは統一できない。

 ガイドラインには以上のようなデメリットがあるんです。ですが、一番のガイドラインのデメリットってなんだと思います?それはね、悪徳レーシッククリニックに都合のいい材料を与えてしまったことなんです。

 

ネットニュースや本、新聞コラム

ガイドラインを守っているクリニクで受けましょう」

           ↓

悪徳レーシッククリニック「眼科専門医がガイドラインを守って手術します!(大嘘)」

           ↓

     消費者「信頼できる!」

 

 この構図ですよ。症例数の多いクリニックが安心。最新の機械を導入しているクリニックが安心。眼科専門医が行う手術が安心。ガイドラインを守っているから安心。すべてね、レーシック手術の安全を啓蒙するメディアが攻め切れていないから、安心情報だけがいいようにクリニックに利用されているんです。ですから、ニュースする人は、レーシックでは絶対に治せない後遺症があること、ガイドラインを守ったり、眼科専門医が手術するっていうだけで安全は確保できないことを明記するべきなんです。

 

kuroneko.hatenadiary.com

 上記の記事は、先日くろねこさんがヤフーニュースのインタビューを受け完成された記事です。この記事でもみなとみらいの医者が手術後発生したドライアイが回復するとか言っていますが笑ってしまいます。じゃあみんなのドライアイ治してよ笑。まぁそれはおいておいて、ヤフーニュースのこの記事は、今までの中ではかなりレーシック手術の暗部に切り込んだものです。特に、最後ジャーナリストの方が言っていることはこの問題の核心をついています。

デメリットを伝えぬ背景は

自由診療を行う医療機関には「デメリットをなるべく伝えたくない事情」がある―。そう主張する人もいる。自由診療に詳しい医療ジャーナリストの鳥集(とりだまり)徹さん。歯科のインプラント(人工歯根)の使い回し疑惑など医療界の裏側を告発してきた。

手術前の説明。本来は安全性が高いとはいえ、各医療機関ではデメリットの説明もきちんと行われているか(撮影:オルタスジャパン)

「そもそも」と鳥集さんは言う。

「眼科や皮膚科の医師を目指す方は、開業を前提にその診療科を選ぶ傾向がある。開業すると、一般的に(勤務医より)収入は2倍と言われています」。もっとも、都市部では競合相手も多い。賃料も高い。そこで、経営の柱の一つとして、利益率の高い自由診療を手掛けようとする、と。

「医院が生き残るには、患者にたくさん来てもらわないといけない。デメリットを強調し過ぎると、患者は集まりにくい。だからメリットの方を強調し、治療誘導をしてしまう。(ひどい場合は)患者さんに不利益を与えたり、傷付けたりするかもしれない。そういうことを忘れてしまったとしたら、いくら自由診療だとしても医のモラルに反していると思います」

 鳥集さんというこの医療ジャーナリストの方には本当に感謝です。これ。これなんですよ。結局医師が金儲けのためにエグイ情報隠しをしているのが問題なんですよ。本当にね、ガイドラインを守るなど患者もよく考えて手術を受けましょう!なんていう記事には何の意味もないどころか、悪徳クリニックが「ガイドラインを守っている」という嘘に信ぴょう性を持たせる行為になっているんです。

 は~まともな拘束力があって、きちんと患者に被害を与えないようなガイドラインができないものかね~。上述のようにガイドラインってデメリットの方が多いもん。でもね、このガイドラインから見えてきたものもあるんです。それはね、レーシック手術の適用って非常に狭いものであること。ガイドラインの記載する適用を慎重になるべき事例は一定の意味があると思います。この適用を慎重になるべき人に手術をしなかったらレーシック被害のほとんどを防げると思うんです。その詳しい中身については、次回の「レーシックガイドラインの罠~真のレーシック手術適用編~」でお話したいと思います。

 

 本日も最後までお読みいただきありがとうございました。花粉が辛すぎるので、全国の杉の木を絶滅させてほしいと切に思うマニパニでした。

悲しきかな~治療とカルトの落とし穴

 どうも、マニパニです。みなさまは、清水富美加さんを知っていますか?私はいろんな番組で彼女を拝見していたのですが、残念なニュースが世間をにぎわせています。詳細しませんが、彼女がとある宗教にはまって芸能界を引退するというものです。結構好きで応援していたので悲しいの一言です。

※私は、清水さんが所属する宗教団体、教義についてあまり知らないので、否定的な意見も肯定的な意見も持っていません。

 

 さて、宗教を信じることは個人の自由なのでどうぞご勝手になさってくださいという感じです。また、私が特定宗教をカルトだと思うことも私の自由です。ですから、個人的には、カルトにはまった人が幸せならそれでいいと思います(他人に心配や迷惑をかけない限りで)。でも、団体活動において、伝統的な宗教ではなく、胡散臭いと思われるカルトの人が団体構成員の中にいると、その団体自体が胡散臭いものだと思われかねませんよね?本日はそんなカルトのお話をします。

 

 難病に陥った人は、どうにかして病気をなくそうと、改善しようと藁をもつかむ勢いで治療法を探します。精神的にも絶望しかなく非常に弱っています。そんななか、「これで私は治りました」という記事を見つけたらどう思うでしょう?もちろん、なんでもすがる状況なので、自分と同じ症状がどのようにして治ったのか気になりますよね。で、実はそういう情報を流している人がカルトの構成員である場合がまま見られます。

 例えば、とあるワクチンの副反応に悩んでいる方の話なのですが、ワクチンの副反応が治ったという記事を目にして、その記事の作成者に問い合わせたところ、カイロプラクティックを紹介されたそうです。そこで、カイロプラクティックと称して行われていたのは、手をかざしただけで体の疲れが取れるというものでした。最近は、病気の被害者の弱みに付け込んで、治療と称したカルト行為が横行しているようです。こういう記事が一つあるだけで、被害者は頼ってしまうことがあるし、お金も取られるわ、カルトに引き込まれそうになるわで大変なことなんです。そして、万が一、被害者団体に所属している方がそのカルトに入信してしまうと、被害者団体自体が胡散臭いカルト集団だと間違われるおそれすらあります。

※誤解されないように言っておきますが、カイロプラクティックでとあるワクチンの副反応が治ったという方がいてもその人、その人が信じるものを否定しているわけではないです。ただ、一つの事例として、カルト被害的な事例があったということです。

 

 私はそこまで詳しくないですが、とあるワクチンの副反応として脳の炎症があげられるようですが、脳の炎症が触れるだけで治りますか?まずありえないと思います。普通の人なら「そんなこと信じるわけねぇだろボケ」と思います。でも違うんです。難病の方は、それくらいなんでもいいから治したいと思っています。それが判断できないくらいに必死だし、心が弱っているのです。

 そうすると、今度は治る派と治らない派の戦いが始まります。信じ切っている人は私はこれで治った!なのになぜほかの人にも広めないの?となるわけです。ひどい場合には、これを広めないことは、副反応を治させないためだろ!お金目当ての被害者活動しているから治られると困るんだろ!とまで言い出す輩が出てきます。

 そんなわけあるかと個人的に何時間でも説教したいです。病気の被害にあっている人が治したくないわけがない。被害があるから声が上がってるんだよ。もし仮に嘘の被害だったらどうする?って声が毎回のように挙がる。嘘の被害訴えるためだけに高額な医療費、莫大な時間を払って、訴訟代や弁護士費用を払って、個人情報までさらして、テレビに顔出しして、インターネットも普及してウソがばれやすいこの時代、そんなことをしますか?この手の話の時にはいつも利権団体が給料を出しているとか馬鹿なこという人が出てきます。カルトもしかりです。そのうち仮に半数が嘘の被害者でも、半数が本当なら大きな被害だし救う必要があるんです。嘘ついたやつに制裁を科すことはいくらでもできる。ですから、嘘であるか以前にまず救済しましょうよ。そりゃ、全員が嘘ついてるなら被害自体がないわけだけど、そんなことは絶対にないって。

 

 誤解をおそれずに言いますが、それこそ手をかざしただけで治るような症状は、その被害の本質的症状ではなく、それこそ思い込みによる心因性の症状が治っただけに過ぎないと個人的には考えます。簡単なことでは治らないから難病なんです。レーシックもそうです。いろいろ試して症状は軽くなるかもしれませんが、物理的に目を削って問題がでている以上、目をいじらずに根本的な問題が解決することは絶対にないと思っています。だって、手をかざすだけで神経が原因の目の痛みがなくなったり、レンズを削って遠視になっているのにそれが正視にもどることは絶対にありえないですからね。

 

 私もレーシック被害に遭ってからわかりましたが、嘘つき呼ばわりされたり、そんな症状はないといわれることが一番つらかったです。でも、あるんですよ。ただでさえも信じてもらえないのに、カルトの連中のせいでより信じてもらえなくなるなんて許せない事態です。

 

 みなさまも、身の回りで病気を患っている人がいると思います。くれぐれもその人の症状のことを軽い気持ちで受け止めないで上げてください。その人にとっては生きるか死ぬか考えるほど重いものである場合があるんです。また、上記の例のように、いかがわしいカルトや治療を進めている輩がいれば注意したり、流されそうな人に声をかけてあげてください。少しでも被害が防げればいいですから。なんか、詐欺にかかった人を専門にする詐欺師のように、本当に鬼畜の所業だとおもいますが、実在する以上気をつけねば。まぁカルト被害は健康な人でも引っかかっちゃう場合もありますもんね。我々は特に気を付けないといけません。

 

 本日も最後までお読みいただきありがとうございました。連日寒く、手荒れがひどいのでテンション下がります。それに富美加ちゃんの件で余計に気がめいります。大丈夫。私にはまだ多未華子部ちゃんがいます笑。てな具合でキモイ発言したところで今日は終わります。