Whoops! Lasik!~レーシック手術の落とし穴

レーシック手術を受けた経験から、レーシック手術の落とし穴を語ります。レーシック手術を考えている人は参考にしてください。

レーシック手術って危険かな?~取り残された者たちと取り除けない危険~

. どうもマニパニです。最近、自分の目の調子は一向に良くならずむしろ悪化している気がします。私を取り巻く状況はもちろん、レーシック手術による後遺症についても目に見える進展はありません。そんな中絶望することも多々あります。

 さて今回は、レーシック手術、そしてレーシック業界のお話をします。このままでいいんでしょうかという疑問提起です。

 

 ツイッターのほうにもつぶやきましたが、ふと引っかかった眼科の説明を見たときに感じた疑問です。

 レーシック手術の危険性っていう際に、ほとんどの医院はレーシック手術はほとんど副作用がなく極めて安全な手術だということです。確かに、パーセントで見れば他の手術に比べれば安全なのでしょう。それは数字が物語っています。この事実は絶対に曲げることができません。その点については私も認めています。ですがここにカラクリがあります。「ほかの手術に比べて」なんですよ。わかりますかね。どうしても疾患があって、体の不具合を解消し、生活するために必要な手術とは異なり、そもそも健康な人にする手術であって「より快適な生活ができる、QOLを向上させるための手術」なんですよ。(ガイドラインによるとレーシック手術は眼鏡やコンタクトレンズでは視力矯正が困難な場合に適用されるので、不具合解消の手術だ!と思うかもしれませんが、現状を見ればわかりますとおり、ほとんどの方が眼鏡やコンタクトのわずらわしさを理由として手術を受けていますし、クリニックもそれを気軽に適用範囲にしています)

 このことから、手術に失敗した際は失う物が非常に大きい手術なんです。手術で何も得られないことに加え、今までになかった不具合が付加されるわけですからね。したがって、手術の際には、この不具合が生じた場合でも納得できるかという観点で同意が取られるべきです。

 

 ここで、安全の話に戻りますと、レーシック手術は安全性が高いです。しかし、危険性がないわけではないし、手術の方法上必ず危険性が伴っています。最たるものは、エクタジアです。これは角膜が拡張し、視力が出なくなり最終的には角膜衣装が必要なものです。これは、恐ろしいことに発症を必ず回避できる方法はないです。いいですか、必ず回避できる方法はなく、発症するかどうかはしてみないとわからないんです。この時点で、エクタジアという危険性をレーシック手術ははらんでいます。また、レーシック手術によって角膜を切除する以上、高次収差が増え見え方の質は必ず落ちます。これも、角膜をレーザーで切る以上発生する危険性です。そして、どれくらい見え方の質が落ちるかを100%予想することはできません。また、角膜神経を切る以上、一時的にしろドライアイが必ず発生します。これも、ほとんどの方は半年から一年かけて元に戻りますが、戻らない場合もあります

 長くなるのでこの辺でやめておきますけど、こういった危険性を、レーシック手術という方法自体が抱えているわけですね。だから、こうした危険性について同意を得る必要があります。

 しかしどうでしょうか。インターネット上、レーシック手術が危険だと「誤解」があふれていると記す眼科の多いこと多いこと。そりゃ、手術自体の安全性は高いでしょう。でもなぜ危険だとか言われるようになったの?不具合=手術の持つ危険が発生してしまった人が一定数いて声を上げているからじゃないの?なぜ、声を上げているの?クリニックから同意すべき危険性を知らされず手術をして、その危険が不具合となって表れているからでしょ。まさに「こんなこと聞いてないよ」です。ですから、レーシック手術に内在する危険性が世間に認知され、レーシック手術=危険だという認知が出来上がったのです。その手術の持つ危険性を認知したうえで手術する人はすればいいわけで、何一つ誤解はないですよね。

 ここで、レーシックを行っているクリニックは「世間で言われているほど危険じゃないよ」と発信するわけです。これっておかしいですよ。だって、危険だ!といわれているものを、そこまで危険じゃないよ~といって手術を誘引するわけですよ。その結果危険が生じたときに、「あんた安全って言ったじゃない」となるのは目に見えています。

 だから、レーシック難民問題で、レーシック手術が本来持つ危険性が認知され、適切な説明なしに手術を受け問題になることが多くなりました。ですから、わがクリニックは、本当に起こりうる最悪のケースをお伝えし、そのうえで同意を得た人の見手術します。って書けばいいじゃないですか。起こりうる不具合を怖くないようにふわっと書いて納得させて手術させることで問題起きてるんですよ。え?過度に患者を怖がらせて受ける人が減ったらどうするのだって?

 どうもしませんよ。手術って本来危険なものなんですよ。怖がってちょうどいいくらいです。それに、そもそもしなくていい手術だし、なぜそんなに勧誘しなければいけないものか。仮にそういう発言が出るならその時点で医療行為としての手術を勧める者としてどうなのかなと思います。医師の教育というか研修で、手術って患者を怖がらせないように最悪のケースは伝えずに「思っているより安全ですよ」っていうことになっているんですかね?そんなことはないと思いますが。昨今医療訴訟の多い世の中ですよ。医師の倫理研修的なことで、きちんと説明するように言われていると思います。例えば、がんの人に「もう死ぬよ」というのはショックが大きいし、本人の生活のために秘匿すべきこともあると思います。でも何度も言いますが、レーシック手術は健康な人にする手術です。何よりも大切なのが説明と同意です。

 

 そんなこんなで、クリニックが「安全だー安全だー」アピールをしているうちに取り残されるのがレーシック手術によって不具合を受けた人ですよ。「え?わしらどないするん?」って感じ。安全だというなら、レーシック手術が抱える危険性を少しでも排除しようと研鑽、研究が必要だし、不具合が起きたならそれを解決しないと危険性の排除にはなりません。排除できないなら危険なものですというべき。

 私の状況が良くなっていないし、最近でもレーシックによって不具合を訴える人はいる。実際に私も複数コンタクトを受けています。そこで思うのは、もうこれ以上レーシック手術って向上ないんじゃね?危険を取り除ける限界なんじゃね?ってこと。それに、他の手術式が進歩して時代遅れの産物になってますからね。

 このレーシックが行われたわずか数年間のうちに、不幸にも不具合を負ってしまったものとして取り残されてしまうのでしょう。そして、そのままレーシック手術は、ロボトミー手術のように過去なされていた手術くらいの扱いになっていく気がしてなりません。

 はぁ。もちろん、きちんと説明して不具合を生じる患者を一人も出していない医院もあると思いますよ(私見)。ですがほとんどはそうじゃなくて、「安全だ―安全だー」ってホームページで謳って、実際にクリニックを訪れた人にも言っていると思うの。検索してみて下さい。危険性について弁明しているクリニックは数あれど、最悪のケースを明示しているクリニックはほぼないですよ。そういう業界なんですよ。こういった現状がある以上、不具合を負ったものとしては、「眼鏡のあなたでも素敵ですよ」「クリニックに足を踏み入れたが最後だよ」というしかありません。てか、こんな状況になってから、眼鏡の人がうらやましくてありません(近視であろう人)。眼鏡の人、素敵ですよ。

 

 なんか、意味の分からない締めくくりになりましたが、以上です。本当に取り残されちゃったという感情がでかいです。孤独で痛みと戦う日々、つらいです。なにか少しでも状況が良くなればいいな。

 今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。この記事を読んでくれた眼鏡の人!あなたはそのままでも素敵ですよ。早まらないでください。

 

おわり

レーシック難民ブログについて

 皆さんこんにちは。今日はレーシック難民ブログの今日この頃についてお話いたします。

 

 私は、レーシック手術によって後遺症を負ったのではないかと考えだしてから、ものすごい勢いで情報を集めました。その中で、ある程度レーシック難民と呼ばれる方のブログがヒットするのですが、多くは閉鎖されていたりします。また、個人的な感想ですが、レーシック難民ブログがここ最近増えていないですよね?なぜだと思いますか?

 

レーシック手術によって後遺症を負った人はブログどころではない人が多い

 レーシック手術による後遺症、特に眼精疲労や眩しさを訴える人は、パソコンで定期的にブログを作成し更新することは困難です。それに、精神状態もいいわけがないので前向きにブログを作って情報発信をすることが難しいと思います。また、更新するにしても、体調がすぐれず外にも出られないことから、更新する内容が「目が痛すぎる」「今日も見え方が悪い」「もうどうしようもない」などの内容しかなくなってしまいます。それに、ブログしたところで目が良くなるわけじゃないというのもあるんじゃないですかね…

 

②単に手術数が減ったことに加え、手術に対して慎重になった

 これは個人的にあればいいなという理由です。レーシック手術の問題が明るみになってきて、クリニックも慎重に手術するようになった→重大な後遺症を負う人が少なくなったから新たにレーシック難民ブログが増えない。まぁ未だにガイドライン違反をしてバンバン手術しているクリニックもありますからそんなことはないんでしょうがね…

 

レーシック手術によって後遺症を負った!と情報発信すれば名誉棄損のおそれがある

 これがレーシック難民ブログが閉鎖している最大の理由だと思います。特に有名なのは染井さんのブログですね。染井さんはずっとブログを閉鎖せずに真実を訴え、戦っています。

somei2012.hatenablog.com

 法的には被害を訴え、それが真実であっても特定のクリニックの社会的名誉を侵害すれば名誉棄損になります。場合によっては、「損害賠償請求するぞ!」と半ば脅しのように訴えかけられ、本当に被害を受けていても発信できない場合があると思います。レーシック手術によって後遺症を負って、仕事もろくにできないし、病院代、眼鏡代がかさむ、家族に迷惑をかけているのにさらにクリニックからひょっとすると莫大な額の損害賠償を吹っ掛けられるかもしれないんです。そりゃ、ブログも閉鎖しますわ。

 

※追記

 クリニックから個人情報の開示請求を受けた場合、ブログ元のはてなブログさんがブロガー(顧客)の情報を開示するか決定します。染井さんの件に関して、はてなブログさんは不開示にするという英断しました。はてなブログさんは自らトラブルに巻き込まれる可能性もあるのに、染井さんの情報を守ってくれました。こういうこともあって、私は安心してはてなブログなら記事をかけると思い、当ブログをはじめました。はてなブログ様、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

 

④体調的に続けられないことに加え最悪の事態が起こってしまった……

 ①と関連しますが、体調を崩してブログを続けられなくなってしまった人はいると思います。また、閉鎖したレーシック難民ブログの患者が、後遺症から回復したなんてことは100%ないと思います。言い切ります。なぜか?レーシック難民になりながらも必死にブログで情報を発信するような人ですよ?後遺症から回復すればそれこそ難民を救うためにブログで発信しますよ。それなのに更新がない…。私は、最悪なケースである'自殺'もあるんじゃないかと思っています。もうすでに数名ですが自殺者の情報は入っています。これに関しては、レーシック手術の後遺症が即自殺につながっているとは言えませんが、少なくとも一つのファクターにはなっているわけです。閉鎖したブログを運営していた人が無事であることを祈ります。

 

 上記が私の感じたことです。これについては、いろんな意見があると思います。中には、ブログしてるんだから目は大丈夫だろとか、詐病扱い、はたまた某サイエンスライターの人のように、嘘難民や利権に絡んでるから難民はいないと主張し、だからブログが閉鎖しているんだという意見も散見されます。ですがね、レーシック業界がバンバン広告出してステマしてる情報は山のようにあるけど、レーシック難民が嘘難民である根拠なんてないんですよねぇ……。そりゃ、嘘じゃない根拠といわれましも、手術したクリニック名はさらせば名誉棄損になるし、個人的なカルテなんて重要な個人情報なのでさらせないですよ普通は。でも、私が良くお世話になっている染井さんやレンコンさんのブログでは、リスク承知で真実を発信し続けています。

 私のブログだって蟻のように小さな力しかありませんが、真実を訴えているつもりです。ですが、小さな力でもたくさん集まれば世間の目が向くかもしれない。私の願いは一つ。レーシック手術によって後遺症を負った人すべてが救われてほしい。そのためにも、レーシック手術によって後遺症を負った人がいれば情報発信してほしい。ブログでもツイッターでも何でもいいです。私も見る専門でしたが、今はこうしてブログで発信しています。後遺症が軽微で普通に生活している人も「レーシックよかったよ!」と手放しに言わずに、「私は後悔していないけど、ハログレアは残ってるよ」とか「ドライアイはひどくなったな」とかその軽微な不満をきっちり主張してほしいのです。そうすれば、その軽微な不満すら後遺症の研究が進み、解決されるかも知れません。

 レーシック手術による後遺症は、ドライアイ、眼位、羞明といった多岐にわたります。ですから、この分野の解決を研究すれば、レーシック手術を受けていないドライアイの人、眼位がおかしい人、羞明を感じる人にもメリットのある医療が発見されるかもしれません。あまりネガティブな理由ではなく、ポジティブな理由でどんどん研究されてほしいものですね。

 

 本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。最近、すこぶる目の調子は悪いです。特に寝起きなど。レーシック手術を受けたことを後悔しない日は一日もありません。ですが、目からの疲れがひどくいうことを聞かない体を奮い立たせ資格試験の勉強に励んでいます。レーシック手術の後遺症に限らず、後遺症を負ってふさぎ込んでしまうといいことはありません。少しずつ前を向いて、なにかできることから始めるのがいいかもしれません。みなさんも何かきっかけをつかんで、少しでも前向きになれるといいですね。ともに頑張って生きていきましょう。それでは。

 

 

少しずつ前進している

 物事は少しずつしか動きません。こと、この国の制度の変革や規制の在り方についてはそういえるでしょう。ですが、少しずつですが確かに前に進んでいます。以下のリンクは毎日新聞のリンクです。ざっと、内容としましては、医療のネット広告が規制される動きが出てきたというものです。

http://mainichi.jp/articles/20161010/k00/00m/040/003000c

 

 今までこれが医療法の規制から漏れていたことがそもそもおかしな話ですが…。とにかく、前に進みました。対象はすべての医療機関ということで、もちろんレーシッククリニックの広告も含まれるものでしょう。

 

 レーシック手術においては、美容系クリニックがネットで広告を山ほど掲載しています。中には、患者を惑わしかねない表記のものも多いです。ホームページ記載の値段よりも高い施術に誘導された(その施術方法はホームページに記載されていない)、検査を受けたが、お金を追加で払わないと結果を教えてもらえないなど、レーシック手術でもホームページの広告によるトラブルが散見されます。

lasikganni.hatenablog.com

 

 実際にレーシック手術によって後遺症を負って初めて分かったことが、レーシック手術の問題点は美容整形手術の問題点と酷似していることでした。まぁ、美容系クリニックがメインで行っているといえば当然といえば当然ですが。美容整形と同じということは、医療というよりもビジネス(金儲け)としての側面が強いんです。健康な人に行う手術なんです。ですから、受けた人が不健康になってはならない。そうならないように、厳格な検査とインフォームドコンセントを行い、適応しない人はきっちり手術を受けないようにスクリーニングすべきです。と、いつも通り口酸っぱく言っておきますね。

 

 レーシック手術を受けるにあたっては、インターネットでの情報収集、本からの情報収集、周りの人からの情報収集、などが考えられます。まずは、興味のある人はインターネットで情報収集するのではないでしょうか。かくいう私もそうでしたから。インターネットで美容系クリニックがどんどん広告を出し、美容系クリニックに勤務する医師がメディカルサイトでレーシックについてのコラムを出していたりする。そうすると、自然とそういった美容系クリニックに患者が誘導されることが多いのではないでしょうか。それに加え、値段の安さも患者が集まる原因となります。そして、患者が集まれば集まるほど、執刀数も増えることからいかにも実績のある医院に見えます。

 レーシックによる後遺症が出ているクリニックは美容系クリニックに限りませんが、トラブルが多いのは圧倒的に美容系クリニックでしょう。集団訴訟が起こっていることからもそういえます。

 

 インターネット上の医療広告が規制されることで、少しでもトラブルの多い美容系クリニックを遠ざけることができるかもしれません。そうすれば新たな被害者は増えにくくなります。

 この広告規制が、少しでもよくレーシック手術を行う施設を吟味し、手術を決定するきっかけになればいいなと思います。

 

 最近、公開していないものも含め、多くの励ましのコメントをいただいております。本当にありがたいばかりで感謝してもしきれません。少しずつ問題解決に向けて前進しているのと同じで、私も少しずつ前に進もうという気になれます。つい先日、弱音記事を書いておいてどの口が言ってるんだと思われるかもしれませんが笑

 まぁともかく、気持ちの浮き沈みもありますが、頑張って生きます。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

結構限界ですね~ただの愚痴日記

 最近生きていく限界かもしれないと思います。どれだけ目薬を続けようがドライアイは治らないし、目はいたい。どれだけ遠視矯正眼鏡をしても、眼精疲労はしんどい。引きこもりがちになると、気分まで落ち込むから無理やり外に出るけど、朝から晩まで光が眩しくてたまらない。室内でも屋外でも光の眩しさや、見え方の違和感は変わらない。眼精疲労が原因かわからないけど、目の体力がないというか、平衡感覚がなく地に足がついている感じがしない。物を自分でしっかり見ているという感覚がなく、常に圧迫感がある。

 

 こういった症状が治ることなく続くのならば、到底人間らしい生活はできませんよ。もちろん、世の中には難病に侵されつつも必死に生きている人もいます。「生きているだけで幸せ」と障害を負っても明るく生きている人もいます。しかし、私にはまねできませんよ。自分の生活が向上すると思って受けたレーシック手術。ですが、健康な体から一気に障害を負わされたんです。それも人の手によって。しかも、手術した人は訴訟が起きていようとも気にも留めず、高給取りで未だにバンバン手術している。もちろん、インフォームドコンセントも相変わらずいい加減でしょう。

 

 私がレーシック手術を受けたのは、集団訴訟が問題になる直前でした。その後、集団訴訟が提起されました。私は集団訴訟が行われてからもその事実を知りませんでした。手術後、見え方が安定しないし、快適だったことは一度もなかった。だから、何度も施術したクリニックに足を運んだ。そのたびに、「手術は成功してますよ」「様子を見ましょう」。これはおかしいと思い、ネットの海をあさり、自分はいわゆるレーシック難民じゃないかと思い始めました。症状は酷似しているし…。それで、結局調べに調べた結果、自分の受けたクリニックが訴訟の対象になっているじゃありませんか。もうね、なぜあの時手術したんだって100万回後悔しましたよ。こんな状態になるくらいなら、あの時、手術台の上でレーザーの照射ミスって脳天を焼き切って殺されていた方がましだと思ってますよ。だってそうでしょ?手術した奴、クリニックが何の責任も負わずにのうのうと暮らしていて、多くの被害者が泣き寝入りするより、明らかに責任を問える形で、レーシック手術はやばいものだと周知されればよかった。

 

 銀座クリニックの事件がニュースで取り上げられたとき、レーシック手術の安全性に初めて公のメスが入ったと思う。あの時、業界はこぞって銀座クリニックを叩きに叩き、安全性を主張した。もう少し、深くメスが入れば一気にレーシック手術の実態が明らかになっていて自分は受けずに済んだかもしれない。その後、ちらほら有名なレーシック難民の方がニュースなどで取り上げられたものの、その規模も小さいものでした。それに、ニュースで取り上げられても、「安価で受けない」「執刀数が少ないところで受けない」とかそういった締めくくり方がされていて、いわゆる執刀数の多い美容系がはじかれないようにされちゃってるじゃないですか。ニュースがあったとしても、業界の態度は変わらない。今までと同じ、デメリット主張して、でも大丈夫型の説明ですよ。

 自分はおろかだけど、まんまとそれに引っかかっちゃった。人生で一度きりにして最大の失敗ですよ。イロイロ調べられなかったのかって?そりゃ受ける前に調べましたよたくさん。ですが、ネットの情報ってあふれかえっているんですよ。医師が執筆したネット記事と、2ちゃんねるにある少ない書き込みのどちらが信用できますか?それに、そういった掲示板にはレーシック業界のいわゆるステマが横行していて真実が出てきにくい。なんとかネットワークの医師の記事はバンバンヒットする。デメリットは検索でも上位に挙がってきにくいんですよ。これも、自分が後遺症を負って初めて知ったのですが、レーシック業者がそうなるように費用を投入して検索結果をコントロールしてるんですね。それに、クリニックで検査するときも、レーシック難民とかネットであるし、心配な旨も伝えましたよ。ですが、「これほどの症例があってそんな人たちがいたらうちのクリニックはつぶれていたすよ笑」「こんなにほかにも受けている人もいるし安心してください」ですよ。肝心のハログレアやドライアイについて聞いても、「大丈夫ですよ。半年でおさまります」。お医者様が言っているんですよ?誰が医者が嘘つくと思うんですか。それでやった結果失敗ですよ。百歩譲ってレーシック手術が博打なら博打でいいですよ。ですがきちんと正しい情報を与えられてから博打したかったですよ。ていうか、きちんとした情報が与えられたらこんな博打しませんよ笑

 

 手術前は、映画とカメラ、ドライブが趣味でした。これら一気にできなくなったんですよ。もう笑っちゃいますよね。資格のために長時間勉強していましたのでそのことも手術前にいいましたよ。近所作業しかしないって。もうなんなんでしょう。そりゃ死にたくもなりますし鬱にもなりますよ。ここから人生立て直す方法マジで教えてくださいよ。来世にかけたくて宗教信仰したくてもそれすらもできないんですよ。だって外でお祈りしに行こうと思っても上記症状で目が辛すぎるから笑

 せめて、国の世話にもならずに生きていくためにこれこそほんとの博打として宝くじでも買っちゃいましょうか。まぁたとえいくらお金があっても、ただ生きれるってだけで、自分らしい生活はもう二度とできないのではないかと思います。あの手術日に、私という人間は死んだんです。他人から馬鹿にされても、お金がなくてもせめて自分らしく生きたかった。というか、手術前は充実して楽しい人生を歩んでいましたとも。

 

 こんな愚痴周りにも言えないし、吐けるのはネットの上だけなんですよね。そんなネットの上でも、レーシック業者や自分より弱い失敗した人を叩くのが好きな人が嫌がらせに来たりしますからね。未だにレーシック難民はステマとかいう記事や掲示板を見ますしね。誰も何の利益もないのにステマなんてしませんよ。あ、目が元に戻るならどんな嘘でもつきますよ笑

 というのは嘘で、大きな嘘によって障害を負わされた以上、こういった状況でこそ人としての誠実さは保って行こうと必死に生きています。死にたいという気持ちはあります。私は弱い人間なのでたぶんその気持ちは消えることはありません。でも、しぶとくいきます。問題が解決されるその日まで。

 この問題を乗り越えられたらなんでも乗り越えられる。自分らしく生きれる眼を取り戻せたのならば、なんでもチャレンジして人生を謳歌したい。そうできるようにも、今と向き合って、できる限りのチャレンジを続けないとだめですね。

 

 今回は何の利益もない愚痴になってしまって申し訳ありませんでした。レーシック手術によって後遺症を負った皆さん。がんばって、必死に生きていきましょうレーシック手術を受けていない人は良く考えて選択をしてくださいね。読んでいただきありがとうございました。