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Whoops! Lasik!~レーシック手術の落とし穴

レーシック手術を受けた経験から、レーシック手術の落とし穴を語ります。レーシック手術を考えている人は参考にしてください。

レーシックガイドラインの罠~都合がいい利用編~

落とし穴

 どうもマニパニです。最近花粉も飛来しているようですね。私は昔から死ぬほど花粉症の症状が辛いのですが、レーシック手術してから目のかゆみの症状が全く出ていないんですよ。これだけを聞くと、レーシックって花粉症にもいいと思いますよね?

 残念でした~レーシックの後遺症で目が痛いせいでかゆみを感じなくなっただけで~す

 としょうもないことをいってすいません。今日はレーシックガイドラインについてお話します。このガイドライン、日本眼科学会(笑)が作成しているものなんですけど、これって作成する意味あったのかな?むしろマイナスの側面もあるのではないかな?という疑問がわいてきたのでそのお話をします。

 

 レーシック手術はもちろん手術ですから「禁忌」というものがあります。絶対にこういう要素を持っている人には手術を「行ってはならない」というものです。それと、禁忌ではないものの、慎重にカウンセリングしたうえで適用にするか決めるべきだという状態もあります。これは、どんな病気の手術にも共通だと思います。そして、レーシック手術は比較的新しい手術だし、自由診療。病院によって対応が様々であるため、日本眼科学会(笑)がレーシック手術ガイドラインなるものを作成したんです。

日本眼科学会:屈折矯正手術のガイドライン

 ガイドラインの内容は上記のリンクや、レンコンさんのサイトが詳しく説明しています。

lasikganni.hatenablog.com

 

 さて、このガイドライン、調べれば調べるほどあまり意味のないものなんです。なぜかって?

 これを守らなくても何の制裁もないんです。だからこれを守っているレーシック眼科なんてほぼないんです

 例えば、近視屈折矯正手術等の施術規制法(仮称です)という「法律」があれば、レーシッククリニックはこれを守って手術する必要があります。手術後、法律がいうレーシック手術適用外の患者に手術を行っていると、違法な行為を行ったものとなります。少なくとも、行政的な罰が与えたり、クリニックの管理が行いやすくなります。しかし、現状ではそんなものはない。眼科医たちが集まって(しかもごく一部の医師)、「自分たちルール」を作ったに過ぎないんです。それに、破った際の制裁なんてものはないし、これが裁判規範になることもないです。ですから、こういうガイドラインがあるのに、これを破って手術した!と裁判で訴えても「だから何?」状態なんです。まぁ、手術当時の医療水準にかなってレーシック手術がなされたかの一つの判断要素くらいにはなるかもしれませんが、ほとんど意味ないんですよね。

 また、レーシック手術は使用するレーザーの機械の性能がクリニックによってバラバラです。ですから、例えばこちらの機械では効率よく角膜を切除できるため強度の近視でも削る角膜が少ないという物もあれば、こちらの機械ではそんなことないため強度近視には対応していないとかあるんです。ですから、一概にここからここまでの近視が手術適用とは統一できない。

 ガイドラインには以上のようなデメリットがあるんです。ですが、一番のガイドラインのデメリットってなんだと思います?それはね、悪徳レーシッククリニックに都合のいい材料を与えてしまったことなんです。

 

ネットニュースや本、新聞コラム

ガイドラインを守っているクリニクで受けましょう」

           ↓

悪徳レーシッククリニック「眼科専門医がガイドラインを守って手術します!(大嘘)」

           ↓

     消費者「信頼できる!」

 

 この構図ですよ。症例数の多いクリニックが安心。最新の機械を導入しているクリニックが安心。眼科専門医が行う手術が安心。ガイドラインを守っているから安心。すべてね、レーシック手術の安全を啓蒙するメディアが攻め切れていないから、安心情報だけがいいようにクリニックに利用されているんです。ですから、ニュースする人は、レーシックでは絶対に治せない後遺症があること、ガイドラインを守ったり、眼科専門医が手術するっていうだけで安全は確保できないことを明記するべきなんです。

 

kuroneko.hatenadiary.com

 上記の記事は、先日くろねこさんがヤフーニュースのインタビューを受け完成された記事です。この記事でもみなとみらいの医者が手術後発生したドライアイが回復するとか言っていますが笑ってしまいます。じゃあみんなのドライアイ治してよ笑。まぁそれはおいておいて、ヤフーニュースのこの記事は、今までの中ではかなりレーシック手術の暗部に切り込んだものです。特に、最後ジャーナリストの方が言っていることはこの問題の核心をついています。

デメリットを伝えぬ背景は

自由診療を行う医療機関には「デメリットをなるべく伝えたくない事情」がある―。そう主張する人もいる。自由診療に詳しい医療ジャーナリストの鳥集(とりだまり)徹さん。歯科のインプラント(人工歯根)の使い回し疑惑など医療界の裏側を告発してきた。

手術前の説明。本来は安全性が高いとはいえ、各医療機関ではデメリットの説明もきちんと行われているか(撮影:オルタスジャパン)

「そもそも」と鳥集さんは言う。

「眼科や皮膚科の医師を目指す方は、開業を前提にその診療科を選ぶ傾向がある。開業すると、一般的に(勤務医より)収入は2倍と言われています」。もっとも、都市部では競合相手も多い。賃料も高い。そこで、経営の柱の一つとして、利益率の高い自由診療を手掛けようとする、と。

「医院が生き残るには、患者にたくさん来てもらわないといけない。デメリットを強調し過ぎると、患者は集まりにくい。だからメリットの方を強調し、治療誘導をしてしまう。(ひどい場合は)患者さんに不利益を与えたり、傷付けたりするかもしれない。そういうことを忘れてしまったとしたら、いくら自由診療だとしても医のモラルに反していると思います」

 鳥集さんというこの医療ジャーナリストの方には本当に感謝です。これ。これなんですよ。結局医師が金儲けのためにエグイ情報隠しをしているのが問題なんですよ。本当にね、ガイドラインを守るなど患者もよく考えて手術を受けましょう!なんていう記事には何の意味もないどころか、悪徳クリニックが「ガイドラインを守っている」という嘘に信ぴょう性を持たせる行為になっているんです。

 は~まともな拘束力があって、きちんと患者に被害を与えないようなガイドラインができないものかね~。上述のようにガイドラインってデメリットの方が多いもん。でもね、このガイドラインから見えてきたものもあるんです。それはね、レーシック手術の適用って非常に狭いものであること。ガイドラインの記載する適用を慎重になるべき事例は一定の意味があると思います。この適用を慎重になるべき人に手術をしなかったらレーシック被害のほとんどを防げると思うんです。その詳しい中身については、次回の「レーシックガイドラインの罠~真のレーシック手術適用編~」でお話したいと思います。

 

 本日も最後までお読みいただきありがとうございました。花粉が辛すぎるので、全国の杉の木を絶滅させてほしいと切に思うマニパニでした。