レーシック難民ブログについて
皆さんこんにちは。今日はレーシック難民ブログの今日この頃についてお話いたします。
私は、レーシック手術によって後遺症を負ったのではないかと考えだしてから、ものすごい勢いで情報を集めました。その中で、ある程度レーシック難民と呼ばれる方のブログがヒットするのですが、多くは閉鎖されていたりします。また、個人的な感想ですが、レーシック難民ブログがここ最近増えていないですよね?なぜだと思いますか?
①レーシック手術によって後遺症を負った人はブログどころではない人が多い
レーシック手術による後遺症、特に眼精疲労や眩しさを訴える人は、パソコンで定期的にブログを作成し更新することは困難です。それに、精神状態もいいわけがないので前向きにブログを作って情報発信をすることが難しいと思います。また、更新するにしても、体調がすぐれず外にも出られないことから、更新する内容が「目が痛すぎる」「今日も見え方が悪い」「もうどうしようもない」などの内容しかなくなってしまいます。それに、ブログしたところで目が良くなるわけじゃないというのもあるんじゃないですかね…
②単に手術数が減ったことに加え、手術に対して慎重になった
これは個人的にあればいいなという理由です。レーシック手術の問題が明るみになってきて、クリニックも慎重に手術するようになった→重大な後遺症を負う人が少なくなったから新たにレーシック難民ブログが増えない。まぁ未だにガイドライン違反をしてバンバン手術しているクリニックもありますからそんなことはないんでしょうがね…
③レーシック手術によって後遺症を負った!と情報発信すれば名誉棄損のおそれがある
これがレーシック難民ブログが閉鎖している最大の理由だと思います。特に有名なのは染井さんのブログですね。染井さんはずっとブログを閉鎖せずに真実を訴え、戦っています。
法的には被害を訴え、それが真実であっても特定のクリニックの社会的名誉を侵害すれば名誉棄損になります。場合によっては、「損害賠償請求するぞ!」と半ば脅しのように訴えかけられ、本当に被害を受けていても発信できない場合があると思います。レーシック手術によって後遺症を負って、仕事もろくにできないし、病院代、眼鏡代がかさむ、家族に迷惑をかけているのにさらにクリニックからひょっとすると莫大な額の損害賠償を吹っ掛けられるかもしれないんです。そりゃ、ブログも閉鎖しますわ。
※追記
クリニックから個人情報の開示請求を受けた場合、ブログ元のはてなブログさんがブロガー(顧客)の情報を開示するか決定します。染井さんの件に関して、はてなブログさんは不開示にするという英断しました。はてなブログさんは自らトラブルに巻き込まれる可能性もあるのに、染井さんの情報を守ってくれました。こういうこともあって、私は安心してはてなブログなら記事をかけると思い、当ブログをはじめました。はてなブログ様、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
④体調的に続けられないことに加え最悪の事態が起こってしまった……
①と関連しますが、体調を崩してブログを続けられなくなってしまった人はいると思います。また、閉鎖したレーシック難民ブログの患者が、後遺症から回復したなんてことは100%ないと思います。言い切ります。なぜか?レーシック難民になりながらも必死にブログで情報を発信するような人ですよ?後遺症から回復すればそれこそ難民を救うためにブログで発信しますよ。それなのに更新がない…。私は、最悪なケースである'自殺'もあるんじゃないかと思っています。もうすでに数名ですが自殺者の情報は入っています。これに関しては、レーシック手術の後遺症が即自殺につながっているとは言えませんが、少なくとも一つのファクターにはなっているわけです。閉鎖したブログを運営していた人が無事であることを祈ります。
上記が私の感じたことです。これについては、いろんな意見があると思います。中には、ブログしてるんだから目は大丈夫だろとか、詐病扱い、はたまた某サイエンスライターの人のように、嘘難民や利権に絡んでるから難民はいないと主張し、だからブログが閉鎖しているんだという意見も散見されます。ですがね、レーシック業界がバンバン広告出してステマしてる情報は山のようにあるけど、レーシック難民が嘘難民である根拠なんてないんですよねぇ……。そりゃ、嘘じゃない根拠といわれましも、手術したクリニック名はさらせば名誉棄損になるし、個人的なカルテなんて重要な個人情報なのでさらせないですよ普通は。でも、私が良くお世話になっている染井さんやレンコンさんのブログでは、リスク承知で真実を発信し続けています。
私のブログだって蟻のように小さな力しかありませんが、真実を訴えているつもりです。ですが、小さな力でもたくさん集まれば世間の目が向くかもしれない。私の願いは一つ。レーシック手術によって後遺症を負った人すべてが救われてほしい。そのためにも、レーシック手術によって後遺症を負った人がいれば情報発信してほしい。ブログでもツイッターでも何でもいいです。私も見る専門でしたが、今はこうしてブログで発信しています。後遺症が軽微で普通に生活している人も「レーシックよかったよ!」と手放しに言わずに、「私は後悔していないけど、ハログレアは残ってるよ」とか「ドライアイはひどくなったな」とかその軽微な不満をきっちり主張してほしいのです。そうすれば、その軽微な不満すら後遺症の研究が進み、解決されるかも知れません。
レーシック手術による後遺症は、ドライアイ、眼位、羞明といった多岐にわたります。ですから、この分野の解決を研究すれば、レーシック手術を受けていないドライアイの人、眼位がおかしい人、羞明を感じる人にもメリットのある医療が発見されるかもしれません。あまりネガティブな理由ではなく、ポジティブな理由でどんどん研究されてほしいものですね。
本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。最近、すこぶる目の調子は悪いです。特に寝起きなど。レーシック手術を受けたことを後悔しない日は一日もありません。ですが、目からの疲れがひどくいうことを聞かない体を奮い立たせ資格試験の勉強に励んでいます。レーシック手術の後遺症に限らず、後遺症を負ってふさぎ込んでしまうといいことはありません。少しずつ前を向いて、なにかできることから始めるのがいいかもしれません。みなさんも何かきっかけをつかんで、少しでも前向きになれるといいですね。ともに頑張って生きていきましょう。それでは。