Whoops! Lasik!~レーシック手術の落とし穴

レーシック手術を受けた経験から、レーシック手術の落とし穴を語ります。レーシック手術を考えている人は参考にしてください。

結構限界ですね~ただの愚痴日記

 最近生きていく限界かもしれないと思います。どれだけ目薬を続けようがドライアイは治らないし、目はいたい。どれだけ遠視矯正眼鏡をしても、眼精疲労はしんどい。引きこもりがちになると、気分まで落ち込むから無理やり外に出るけど、朝から晩まで光が眩しくてたまらない。室内でも屋外でも光の眩しさや、見え方の違和感は変わらない。眼精疲労が原因かわからないけど、目の体力がないというか、平衡感覚がなく地に足がついている感じがしない。物を自分でしっかり見ているという感覚がなく、常に圧迫感がある。

 

 こういった症状が治ることなく続くのならば、到底人間らしい生活はできませんよ。もちろん、世の中には難病に侵されつつも必死に生きている人もいます。「生きているだけで幸せ」と障害を負っても明るく生きている人もいます。しかし、私にはまねできませんよ。自分の生活が向上すると思って受けたレーシック手術。ですが、健康な体から一気に障害を負わされたんです。それも人の手によって。しかも、手術した人は訴訟が起きていようとも気にも留めず、高給取りで未だにバンバン手術している。もちろん、インフォームドコンセントも相変わらずいい加減でしょう。

 

 私がレーシック手術を受けたのは、集団訴訟が問題になる直前でした。その後、集団訴訟が提起されました。私は集団訴訟が行われてからもその事実を知りませんでした。手術後、見え方が安定しないし、快適だったことは一度もなかった。だから、何度も施術したクリニックに足を運んだ。そのたびに、「手術は成功してますよ」「様子を見ましょう」。これはおかしいと思い、ネットの海をあさり、自分はいわゆるレーシック難民じゃないかと思い始めました。症状は酷似しているし…。それで、結局調べに調べた結果、自分の受けたクリニックが訴訟の対象になっているじゃありませんか。もうね、なぜあの時手術したんだって100万回後悔しましたよ。こんな状態になるくらいなら、あの時、手術台の上でレーザーの照射ミスって脳天を焼き切って殺されていた方がましだと思ってますよ。だってそうでしょ?手術した奴、クリニックが何の責任も負わずにのうのうと暮らしていて、多くの被害者が泣き寝入りするより、明らかに責任を問える形で、レーシック手術はやばいものだと周知されればよかった。

 

 銀座クリニックの事件がニュースで取り上げられたとき、レーシック手術の安全性に初めて公のメスが入ったと思う。あの時、業界はこぞって銀座クリニックを叩きに叩き、安全性を主張した。もう少し、深くメスが入れば一気にレーシック手術の実態が明らかになっていて自分は受けずに済んだかもしれない。その後、ちらほら有名なレーシック難民の方がニュースなどで取り上げられたものの、その規模も小さいものでした。それに、ニュースで取り上げられても、「安価で受けない」「執刀数が少ないところで受けない」とかそういった締めくくり方がされていて、いわゆる執刀数の多い美容系がはじかれないようにされちゃってるじゃないですか。ニュースがあったとしても、業界の態度は変わらない。今までと同じ、デメリット主張して、でも大丈夫型の説明ですよ。

 自分はおろかだけど、まんまとそれに引っかかっちゃった。人生で一度きりにして最大の失敗ですよ。イロイロ調べられなかったのかって?そりゃ受ける前に調べましたよたくさん。ですが、ネットの情報ってあふれかえっているんですよ。医師が執筆したネット記事と、2ちゃんねるにある少ない書き込みのどちらが信用できますか?それに、そういった掲示板にはレーシック業界のいわゆるステマが横行していて真実が出てきにくい。なんとかネットワークの医師の記事はバンバンヒットする。デメリットは検索でも上位に挙がってきにくいんですよ。これも、自分が後遺症を負って初めて知ったのですが、レーシック業者がそうなるように費用を投入して検索結果をコントロールしてるんですね。それに、クリニックで検査するときも、レーシック難民とかネットであるし、心配な旨も伝えましたよ。ですが、「これほどの症例があってそんな人たちがいたらうちのクリニックはつぶれていたすよ笑」「こんなにほかにも受けている人もいるし安心してください」ですよ。肝心のハログレアやドライアイについて聞いても、「大丈夫ですよ。半年でおさまります」。お医者様が言っているんですよ?誰が医者が嘘つくと思うんですか。それでやった結果失敗ですよ。百歩譲ってレーシック手術が博打なら博打でいいですよ。ですがきちんと正しい情報を与えられてから博打したかったですよ。ていうか、きちんとした情報が与えられたらこんな博打しませんよ笑

 

 手術前は、映画とカメラ、ドライブが趣味でした。これら一気にできなくなったんですよ。もう笑っちゃいますよね。資格のために長時間勉強していましたのでそのことも手術前にいいましたよ。近所作業しかしないって。もうなんなんでしょう。そりゃ死にたくもなりますし鬱にもなりますよ。ここから人生立て直す方法マジで教えてくださいよ。来世にかけたくて宗教信仰したくてもそれすらもできないんですよ。だって外でお祈りしに行こうと思っても上記症状で目が辛すぎるから笑

 せめて、国の世話にもならずに生きていくためにこれこそほんとの博打として宝くじでも買っちゃいましょうか。まぁたとえいくらお金があっても、ただ生きれるってだけで、自分らしい生活はもう二度とできないのではないかと思います。あの手術日に、私という人間は死んだんです。他人から馬鹿にされても、お金がなくてもせめて自分らしく生きたかった。というか、手術前は充実して楽しい人生を歩んでいましたとも。

 

 こんな愚痴周りにも言えないし、吐けるのはネットの上だけなんですよね。そんなネットの上でも、レーシック業者や自分より弱い失敗した人を叩くのが好きな人が嫌がらせに来たりしますからね。未だにレーシック難民はステマとかいう記事や掲示板を見ますしね。誰も何の利益もないのにステマなんてしませんよ。あ、目が元に戻るならどんな嘘でもつきますよ笑

 というのは嘘で、大きな嘘によって障害を負わされた以上、こういった状況でこそ人としての誠実さは保って行こうと必死に生きています。死にたいという気持ちはあります。私は弱い人間なのでたぶんその気持ちは消えることはありません。でも、しぶとくいきます。問題が解決されるその日まで。

 この問題を乗り越えられたらなんでも乗り越えられる。自分らしく生きれる眼を取り戻せたのならば、なんでもチャレンジして人生を謳歌したい。そうできるようにも、今と向き合って、できる限りのチャレンジを続けないとだめですね。

 

 今回は何の利益もない愚痴になってしまって申し訳ありませんでした。レーシック手術によって後遺症を負った皆さん。がんばって、必死に生きていきましょうレーシック手術を受けていない人は良く考えて選択をしてくださいね。読んでいただきありがとうございました。